ユージ
タ カ
ユージ
タ カ
ユージ
タ カ
ユージ
タ カ
ユージ
タ カ
ユージ
ユージ
タ カ
ユージ
ユージ
タ カ
ユージ
タ カ
ユージ
タ カ
ユージ
タ カ
ユージ
タ カ
ユージ
タ カ
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恐喝されていた主婦を探る方法を喫茶店で考えるタカとユージ
「何コレ?」
「声紋・・・『やめて下さい!』っていう女の声紋」
「(声紋分析の紙を見ながら)これで『やめて下さい』」
「ん・・・カセットの声紋を鑑識で分析してもらったんだ」
「なんかちっとも色っぽくねぇなー」」
「科学はオレとおんなじでクールなんだよ」
「じゃあ科学も信用できねーワケだ」
和江の家を後にし、引き上げる覆面車の中のタカとユージ
「気に入らんなー」
「菅沼和江さん?」
「ん・・・美人すぎる・・・」
「同感・・・でも、あぁ否定されちゃあなぁ・・・脅迫されてたこと立証するの、難しいぜ」
タカ、胸元をごそごそと何か出そうする
「ん?」
テープレコーダーを出し、和江の声を聞かせるタカ
「録音したのか?!」
「『やめて下さい!』・・・この声紋比べれば簡単(テープレコーダーをしまって)
一気は古いの。今や刑事も科学捜査の時代・・・分かる?ユージくん」
「せこい手使いやがって。ニクイ!」
和江の家の張り込み 覆面車の中
「おい、眠ってんのか?」
「んー?反省してる・・・」
「めずらしい・・・なに反省してるの」
「まだまだ女を知らない・・・」
「菅沼和江か?」
「危うく人殺しにするところだった」
「あるいは逆にやられるか」
「ま、どっちにしても、女心がまるで分かってなかったってワケだ」
「今夜、例のバー行って、勉強しよっか?」
「補習授業か?」
「ん」
「いいねー」
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